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2014年2月 7日 (金)

「安全な食べ物」ってなに?

H26年2月4日、群馬県庁で表題の講演会がありました。

主催は群馬県食品安全課

講師は 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 第三室長 畝山智香子氏

かなり興味深く、衝撃的な講演でした。

「食品」に対しての考え方が「目からうろこ…」でした。

正しくお伝えできるか全く自信がないのですが、以下に努力してみます。

詳しくはこちらを参照してください

・食品安全情報blog  http://d.hatena.ne.jp/uneyama/

・ほんとうの「食の安全」を考えるーゼロリスクという幻想(DOJIN選書28)化学同人(2009/11/30)1680円

・「安全な食べ物」ってなんだろうー放射線と食品のリスクを考える 日本評論社(2011/10/22)1680円

 もともと食品には膨大なリスクがある

食品とは人間が生きるための栄養やエネルギー源としてたべてきた、食べてもすぐに明確な有害影響がないことがわかっている未知の化学物質のかたまり。

中にはビタミンや脂質や添加物など、構造や機能がわかっている物質もあるが

長期の安全性については基本的に確認されていない。

たとえば、日本人の死因の約3割ががんだが、がんの原因の3割程度が食事だというデータがある。

日本人の1割程度が、食品のせいでがんで死亡していることが「許容できるリスク」で

「食品は安全」と言えるだろうか

「食の安全」というと食品添加物や残留農薬や放射能、さらには意図的ではなく環境中に存在するカドミウムやヒ素などによる汚染など、たくさんのリスクがあるが

たとえばジャガイモに天然に含まれるソラニンやチャコニンなどには強い毒性がある。

人で多数の中毒例や死亡例がある。玉ねぎも同様で犬、猫、羊、牛などで中毒事例が多数ある。

つまり、じゃがいもや玉ねぎにかぎらず食品はもともと安全なものというのは幻想で、もともと膨大で多様なリスクがあるものだ、ということです。

安全性確保のためには、「農場から食卓まで」一貫した対応が必要で、すべての関係者に責任がある。

では、私たち消費者はどうすればよいのか?

たとえば食卓でなにをどう食べるかということが健康にとっては重要で

ジャガイモの例では、最大のリスクはソラニンやチャコニンなので、芽がでたり皮が青くなったところは食べない。

発がん物質は日常的に生じるということを学ぶ、たとえば鶏肉を料理する場合、高温で長時間加熱するほど発がん性物質が多くなる。

リスクの大きさ(健康被害が出る可能性)をならべてみると

食品関連物質では

極めて大きい    いわゆる健康食品(効果をうたったもの)

大きい        いわゆる健康食品(普通の食品からは摂れない量を含むもの)

普通         一般的食品

小さい        食品添加物や残留農薬の基準値超過

極めて小さい    基準以内の食品添加物や残留農薬

 

まとめ

・リスクを考えるなら広い視野で

・食品そのもののリスクはけして低くない。だからこそ世界中の食品安全機関が健康と安全のために一致してすすめているのは

「多様な食品からなる、バランスのとれた食生活」

すべての食品になんらかのリスクがあり、リスクの正確な中身はわからないものなのだから、特定の食品(種類・産地・栽培法etc.)に偏らないことがリスク分散になる。

・限られた資源を有効に使うために、費用対効果の高い対策を支持しよう。

以上畝山智香子氏の用意された資料からの抜粋ですが

くわしくは、上記の書籍等でお調べ下さい。

論拠になるくわしい資料やデータなどご覧になれます。

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